外でも機能が発揮出来るコンロが必要
非常時には家がダメージを受けて、室内にいる事ができない可能性もあります。外で調理するとなると、普通のコンロではかなり風の影響を受けることを想定しなければなりません。いつも鍋料理に使っているコンロでは正直役不足です。この際ですからしっかりしたコンロを揃えておく事をお勧めします。
そこでいくつかのコンロを選んでみました。
イワタニ カセットフー 風まる
元々防災を意識して造られたカセットコンロ。
最大の特徴はダブル風防ユニット(特許)と呼ばれる五徳と一体化した風対策。風をできるだけ防ぎながら、燃焼に効率的に必要な空気だけはバーナーに届けるという仕組みは、他のメーカーコンロにはないシステムだ。 またハードな専用キャリングケースも付属するので、保存時や持ち出し時に非常に便利だ。
鍋は下部で温められているのと同時に、実は丈夫では外部の空気にさらされているために熱を放射しています。だから加熱が合理的に行われていないとどんどん熱を上部では発散しているので非常に非効率になります。結果として時間がかかり、ガスも無駄に燃焼することになります。風丸は3500kWと十分な火力を持っていますので、非常時もとても頼りになります。
●本体サイズ/359(幅)×278(奥行)×115(高さ)mm●ケースサイズ/400(幅)×339(奥行)×129(高さ)mm●重量/約2.2kg●カラー/本体:ブロンズ色、風防ユニット:ブラック●材質/本体:鋼板(粉体塗装)、風防ユニット:ホーロー用鋼板(ホーロー加工)、バーナー:真ちゅう、器具せんつまみ:耐熱ABS樹脂、キャリングケース:PE樹脂●ガス消費量/約250g/h※1●連続燃焼時間/約66分※2●点火方式/圧電点火方式●安全装置/圧力感知安全装置他●容器着脱方式/マグネット方式●使用ガス/イワタニカセットガス●付属品:キャリングケース●
※1気温20~25℃のとき、30分間のガス消費量を1時間に換算したもの
※2気温20~25℃のとき、強火連続燃焼にてカセットガス1本を使い切るまでの実測値
カセットフー BO(ボー)E
4100kWというカセットフー最大の火力をを誇るモデル。風丸同様のダブル風防ユニットを搭載、もちろん持ち運びや保存に便利な専用キャリングケースも付属する。家族が多い家庭はこちらがおすすめ。
●本体サイズ/337(幅)×302(奥行)×93(高さ)mm●重量/約1.9kg●カラー/本体:ヘアラインシルバー●材質/本体:アルミニウム、トッププレート:プレコートフッ素鋼板、ごとく:ホーロー用鋼板(ホーロー加工)、バーナー:真ちゅう(メッキ加工)、器具せんつまみ:耐熱ABS樹脂、ケース:高密度PE樹脂●ガス消費量/約286g/h※1●連続燃焼時間/約55分※2●点火方式/圧電点火方式●安全装置/圧力感知安全装置他●容器着脱方式/マグネット方式●使用ガス/付属品/専用キャリングケース●生産国/日本
※1気温20~25℃のとき、30分間のガス消費量を1時間に換算したもの
※2気温20~25℃のとき、強火連続燃焼にてカセットガス1本を使い切るまでの実測値
カセットフー マーベラス
非常におしゃれな外観を持っているマーベラス。色もおしゃれなフレッシュグリーンとサンセットオレンジの2色をそろえている。シングルの風防を装備している。また、カバーが大きく開き風を遮る。キャンプでもおしゃれに使うことが出来て、非常時にももちろん使えるスタイリッシュなコンロ。カバーはもちろん取り外せる。イワタニアクセサリーシリーズも使用できます。
カセットフーシリーズには珍しくヒートパネルを装備しています。このヒートパネルは山用のガスストーブ(コンロ)には、ジェネレーターとしてオプションで装備されているのもです。
ガスカートリッジは燃焼の際、カートリッジ内で液化したガスが気化して出て燃焼しますが、その気化する際に気化熱でカートリッジの温度がどんどん下がります。カートリッジの温度が下がると内圧が下がり、ガスの気化する勢いがなくなり火力が下がります。それを防ぐために、燃焼温度をヒートパネルを使ってガスカートリッジに熱を伝えカートリッジの内圧を高めるシステムです。暑い夏にはさほど効力を発揮しませんが、寒い冬や寒冷地では非常に有効なシステムです。