防災に見落としがちな乾物を利用
乾物を利用して、冷蔵庫への依存度少なくすれば普段の省エネにもつながり光熱費も押さえます。
乾麺はコストも安く、普段でも消費しやすく、スペースもあまりとらないので非常にスマートストックに向いています。
初級者はまず乾麺のそうめん、うどん、そば、パスタなどから。
そうめん、うどん、そばは、めんつゆと乾物で食べることができます。パスタはレトルトなどのパスタソースで食べます。
中でもそうめんは非常に乾燥していて賞味期限が長く、揖保乃糸の賞味期限は3年6ヶ月とされています。1,2分でゆであがりますのでガスの消費も少なく非常に便利です。
めんつゆは、だし入り濃縮タイプでも賞味期限は1年半ほどあります。(桃屋のめんつゆなど)
しかしここに盲点が。めんつゆは開封した時点で冷蔵保存が必要になりますので注意!大きめの瓶より、小さめの瓶を利用しましょう。
めんつゆが無くても顆粒だしや、かつおぶし、昆布があればあとは醤油、みりんなどでも作れます。
パスタは最近種類の豊富なレトルトや缶詰ののパスタソースが豊富にそろい、中には混ぜるだけのレトルトパスタソースもあります。
またゆでた水はレトルト、缶詰などを温めたりお皿を洗うのに役立ちます。お湯に流れ出た小麦の成分の中には、油汚れを落とす成分もあります。
乾物を普段から使おう
乾麺以外でも、乾物は非常に便利なので普段の食事にも取り入れて保存しておきましょう。干し椎茸、切り干し大根、ひじき、豆類、こんぶなど。調味料で簡単にご飯に合うおかずに変わります。
乾物を生かすのは基本調味料。
砂糖、塩、酢、醤油は基本的に常温保存が可能なので問題なく備蓄できます。
特に砂糖と塩は賞味期限がありません。
酢と醤油は開けてない未開封の状態で暗いところに保存しておきましょう。味噌はアルコールが添加された物は開けない状態で常温保存が可能です。だし入りの場合は、賞味期限が短めになりますので、注意が必要です。
瓶入りのだし、顆粒だしなどもいつものストックの中に必ず入れておきましょう。鰹節も削り機があれば保存性は一番です。昆布も用意しておきましょう。
それにケチャップ、マヨネーズなどあれば、電気の切れた冷蔵庫の中身を活用するのに役立ちます。マヨネーズやケチャップで痛む前の野菜や肉に火を通し、パスタなどとあえればナポリタンになります。どちらも買い置きをしてありそうな調味料なので、切らさないようにしておきましょう。
昔からの梅干しはパワーの源に
また調味料ではありませんが、梅干しも塩分が18パーセントを超える『昔の梅干し』の様な物は、常温で保存しても賞味期限が一年ぐらいあります。そのまま食べるか、塩分をうまく調理で調節して食べれば、疲労時たまった乳酸を分解するのに必要なクエン酸をうまく摂取できます。